10.19.2010

74-【自転車】ヘタレチャリダー本領発揮。ヘタレヒッチ、そして自転車旅行の終了

ゴールの零公里までは残り500kmをきった。しかしここにきてまたトラブルが。

ここまで頑張ってきた後輪タイヤの側面にいくつかの切れ目があいてるではないか。
まだパンクはしていないが、このまま走れ続けばバンクしてタイヤが裂ければ走れない事は必然だ。
まして無人の荒野で立ち往生したら、、、。

怖いのでヘタレた。またまたヘタレチャリダーの本領発揮だ。
まぁ目的のチベットを走るいう事はできたからまあいいか?もうウイグル自治区だしー。




ヒッチしたトラックと荷台の自転車
朝から数台のトラックに声をかけたが1時間もしないうちにトラックを捕まえれた。
まぁ走ってる車ではなく、修理してる途中だったので声をかけやすかったのだ。

修理が終わり次第出発だ。客もドライバー2人以外いない。広くて快適だ。



しかし快適な時間も夕方まで。
途中の大きな軍の街、 三十三房里で新たな客がのってきて満員に。
こりゃ狭い。寝ずらいが、寝ている間に進むなんてすばらしいじゃないか。
ドライバー二人は夜中も交代しながら走り 続ける。夜中に街と峠を越しただろうか?

標高は一気に落ちて行き、道はアスファルトになった。

アスファルトの道の渓谷

クティの検問所。
するとクティの街の標識だ。ここは検問所のある所だが、チベットから出て行く分には文句無いだろう。
検問はパスポート見せて名前を書くだけ。

そのノートをみると、チベット方面に普通に外人が抜けている。
しかも交通手段の欄に自転車と書いてあるし。

どうやら個人でもこの検問は簡単に突破できそうだ。



崑崙山脈
検問後はまたダートできつい上りになる。よかった自転車じゃなくて。



この先あたりからウイグル人の村がでてくる。

顔も文化もアクサイチンを境に一気にかわる。きっとあの無人の荒野がチベット文化とイスラム文化の境界線になっている様だ。


真っ平らな砂漠
道も山からどこまでもつづく砂漠地帯と変わって行く。これはこれで自転車は精神的につらそうだ。



零公里の街の0kmポスト。
砂漠のアスファルトと平坦のおかげでスピードもアップ。この道のスタート地点零公里(0kmポイント)に到着だ。

零公里より 2kmポストあたりに小さく外人立入り禁止の標識があるが漢字じゃ誰もわからないだろう。
そのすこし手前の宿の所にアリ行きのバスをあつかっている店があ る。

バスは3,4日に一本。外人料金で850元。中国人は450元。
頑張って交渉すれば650元前後にはなる。

またフリーのドライバーも周辺をたむろして るので人数が集まればチャーターした方が安いかもしれない。



ヒッチしたトラックの彼らに、
お金を払い自転車でバスターミナルのある5km先の叶城へ移動だ。


ウイグル人と宿
しかし久しぶりの大きな街だ。中国では田舎の街だが、チベットがさらに小さすぎた。ついつい車や建物の多さに感動してしまった。

宿はバスターミナル近くにとった。しかし行き交う人々がまったく違う。
顔から衣装から食べ物まで。
中国に戻ったのだが、イスラム国に来てしまったようだ。

そもそもココもチベット一緒で侵略の地だ。標識や看板こそは漢字だが、生活している人達はどうみても中国人といわれてもピンとこない。むしろ白人顔だ。



ともあれチベット圏をぬけ、違う地にきた事が十分感じれる。
それは今回のチベット旅行が完全に終了した事でもあるのだ。





■移動情報 チベット地図と距離一覧と記号の見方⇒★チベット「距離表」☆

updown
h

city
etc

Altitude
0km



"大紅柳滩"(dahonliutan)(neardy 487kp) /H+R
4250m

[
:D] Bridge(neardy 452kp)

4100m

[
:D] カンシワ道班(neardy 437kp)

4000m

[↑up
:D] pass(neardy 425kp) 

4200m

[↓down
:D] Uninhabited building (neardy 409kp ) 

3800m

[
:D] Tent of army (neardy 387kp )

3750m

[
:D] big army town(neardy 370kp )

3650m

[ 
:D] 三十三房里(neardy 364kp )  /H+R
3650m

[↑up
:D] pass(neardy 310kp)

4800m

[↓down
:D] " "(マザル)(neardy 241kp) /H+R
3750m

[↑up 
:D] pass(neardy 218kp)

4800m

[↓down
:D] Bridge & dart--->asfast road(neardy 195kp )

4050m

[↓down
:A] " "(クティ)(neardy 161kp )  /H+R ++CP 2950m

[↓down 
:A] asfast road --->dart (neardy 134kp )

2550m

[
:D] village (neardy 127kp )

2500m

[↑up
:D] pass(neardy 112kp) 

3250m

[ ↓down
:D] village (neardy 100kp ) /S
2700m

[↓down
:A] dart--->asfast road(neardy 97kp )

2600m

[ ↓down
:A] yinsacun音萨村(neardy 71kp ) /H+R
2100m

[ ↓down
:A] "kekesha"(柯克沙 )(neardy 63kp ) /R+S
2050m

[
:A] "linggonli"(零公里)(neardy 0kp ) /H+R
1500m

[ 5k :A] " "イエチョン(叶城) /H+R+N
1500m

コメント:アリからトラックヒッチだと300元くらい。ここ大紅柳難はちょうど中間地点なので半額の150元は妥当だと思う。悪路をゆっくり進む。途中峠 が3つあり街が3つある。三十三房里はかなり大きい軍の街。峠の先で一気に標高がおちる。そしてクティ。検問がクティにあるが名前を書くだけでアリ方面も 反対方面も問題なし。一部アスファルト。この後コンロン山脈できつい峠道とダートになる。その後くだり平坦になり砂漠となっていく。
大紅柳滩→零公里
15:00発→15:00着走行時間 24h
料金:150元

hotel
叶城
楽楽招待所
ADD :

バスターミナル近く。ウイグル人経営の安宿。トイレあり。シャワーは水だった。キレイとは言えない。
TEL: HP:
値段:ツイン/20元
設備:トイレシャワーあり
電気:24時間
身分証提示:あり



info.CITY
零公里/叶城

アリ方面バスチケット売り場
アリ方面へ道がのびている零公里。街の名前はアーバンだが、アリ方面にのびている道の0キロポスト(起点)がある為、零公里とも呼ばれる。
長距離バスの到着する叶城からはバスターミナルから2番バスで結ばれている。約5km。
零公里より 2kmポストあたりに小さく外人立入り禁止の標識があるが漢字じゃ誰もわからないだろう。そのすこし手前の宿の所にアリ行きのバスをあつかっている店があ る。バスは3,4日に一本。外人料金で850元。中国人は450元。頑張って交渉すれば650元前後にはなる。またフリーのドライバーも周辺をたむろして るので人数が集まればチャーターした方が安いかもしれない。
情報/商店
宿
レストラン
ネット

アリ方面バス:
850元/ 36時間

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