10.18.2010

40-【自転車】世界最高峰のエベレストを見に行く!

          【老定日⇒(旧ルート)⇒チョモランマBSマップ】

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2007年西チベット自転車 in a larger map

-----1日目-----
2日ゆっくり休憩したおかげで体調は回復。


街外れのホテルでチケット代180元(高!!)。前は65元が今夏値上げ。


さらにチョモランマ方面入り口には昔はなかったチケットチェック。
かなりしっかり調べる。名前を登録する必要あり。
(許可証は不要)


チケットチェック後は草原にでる。
が広大な河川敷の様で岩あり、砂ありの走りずらい道が続く。

途中で橋のない小川があるわでいきなりヘタレる。
ゆったりした上りもあって全然スピードがでない。


新ルート上にあるタムゾン村に抜けれる。厳しい峠はないらしいが、遠回りなので直進する。が、雨期はこの先は川が増水するのでタムゾン経由の方がいいかもしれない。

先にルンジャン村があり、道は谷に入って行く。



谷が狭くなってくると川が水が増えて早くなってくる。トラックもスタック中。

ランクルカーならラクラク渡れるが、徒歩や自転車は大変。

いや人だけなら簡単か?自転車があるともっと大変。
自転車ごと流されて腰まで濡れるし,,,しかもゲキ冷たい

川をなんとか越える。現在橋を工事中なので近々ラクに行ける様になるだろう
しかし二度の川越えは体力の消耗が激しい。
にもかかかわらず標高5000mの峠への急な登り。


山頂付近は緩やかに。峠の証チョルテンがある。直ぐにまた谷になって再度登り。
2度目の5000mの峠である。高原を行きやっと下りになってくる


高原はしまったダートではしりやすいが大きな岩がゴロゴロしてる。
それでも下りはラクチン。途中村に着くがここには商店等何もない。素通りしてさらに下る。


そうすると、新定日方面からの新ルートと合流する。その頃にはヘタレ始めてきた。
いい所に工事業者テントを発見!隣に自分のを張らせてもらうとこに。
この橋の先が合流。
彼らの食事と一緒に自分のも調理させてもらう事に。




-----2日目------
翌日は新ルートを通る。さすが広く工事されている。砂がちょっと多いが走りやすい。

エベレスト手前で例の広州人チャリダーにまたまた再会。
彼は昨晩BCで野宿して、これから下る所だった。よくもあの軽装でBCでキャンプしたものだ,,,


標高4900mに最高標高チベット寺がある。ロンボク寺である。
昔からエベレストは信仰の対象であった事が伺える。
寺の前には宿もある。標高も高いが値段も高い。
食事だけの利用可能。

甘いチャイが疲れを取ってくれる



ロンボク寺の先に再度チケット検査がある。
周りにはテント宿が多数。安いが寒い宿。食事もできる。

ここから先は車が入れない。徒歩か馬車になる。数キロなので歩いてる白人さん多数。


手前の急な坂を登り、BC手前には軍の施設と携帯電話会社の標識が。
標識とおりエベレストBCでに携帯電話の電波はガツガツ入ってくる。
実際自分も友人にBCからメールを送ってみた。

現在BCは立入禁止なため、軍施設先の小山の上までしか行けない。
小山の下のトイレから先は入れない。


BC立入りできないので現在の一番エベレストに近い所。
小山に自転車ごと登るのは苦労したが、眺めは最高。

と到着時には少し見えてた山もだんだん雲に隠れてきて、強風が吹いてきた。
とてもじゃないが寒くてテントの中で休憩。

夕方には他の観光客もいなくなり、エベレストは独り占め。見えなけど。



夕食を作りながら強風の中時間をつぶす。
せっかく苦労してまして180元も払ってるのだから、見えるまでここで粘ってやる。

連泊もありだな。食料なくなったら数キロ下ればテント宿もあるし何とかなるだろう。
と思ってたら、夕方過ぎにだんだん山の雲が飛んでいった。

夜中には完全に風もおさまり、エベレストが姿を現した。
夜中なのに見える。空は七夕前日ということもあり、天の川が雲の様にみえる。
うーん、これ全て独り占めか、贅沢だな。

風もおさまったので、周辺には物音一つしない静寂な世界。

朝方には完全に雲は吹き飛んで世界最高峰がくっきり!


↑6年前のエベレストとBC写真
↑当時の仲間と⇒ (⇒6年前の日記へ)
6年ぶりのエベレストBC。過去の画像ではBCに普通にはいって、さらに先の氷河までトレッキングしている。
今はひょっとしたら温暖化で氷河も後退してるかもしれない。
今回は氷河までいけなかったので確認できなかったけど、また来た時もかわらない姿のままでいてほしいかぎりである。


おまけ:自分と自転車とエベレスト





-- ■移動情報 チベット地図と距離一覧と記号の見方⇒★チベット「距離表」

【--1日目--】

updown
km

city
etc
CP
Altitude
0km



"laodingri"(老定日) (neardy 5194kp) /H+R
4300m

[ 2k :A] old Divergence to"Qomolamgma"(neardy 5192kp)



[ 5k :D] "Rarju? Village" Ticket check Gate



[ 4k :D] Divergence to"zhaxizong"(扎西宗)



[ 6k :D] "Lnjan? Village

4400m

[↑up 15k :D] goes over river 

4750m

[↑up
:D] highland

4800m

[↑up 6k :D] pass

5000m

[↓down 10k :D] "Zongoc? Village

4750m

[↓down 5k :D] Bridge


56.5km [ 2k :D] "Divergence to"Qomolamgma BC"&"dingri"(定日)

4550m
コメント:老定日からラサ方面に2kmほど行った5192kp付近からダートのエベレスト方面に入って行く。すぐにチケットチェックのゲートがある。身分 証をだして登録の必要あり。が許可証等の有無は問題なし。彼らにはチケットの有無の方が重要そうだ。砂と石の走りずらいダートを行く。途中、老定日の町中 からの道と合流(橋方面)。北上でルンジャンの村になる。商店も何もなし。このあたり雨期には川が多数発生する。時にかなり深く、流れが早い場合がある。 要注意。。途中タムゾン(扎西宗)方面の分岐がある。草原から谷間にはいると上りになって行く。この周辺は現在橋を建設中。今回は冷たい水に腰までつかっ て渡ったが、今後はラクに渡れる様になる。その後標高4800mで高原になる。車の轍がみだれてるが、結局同じ方向に向かってる。高原の最後も橋を建設 中。今回は川を渡らせられた。ここから急な坂。峠手前は緩やかになっており、小さなチョルテン(チベタンほこら)がある。標高5000m。ここから一回谷 に少し下り、小さな川を渡って、再度登り。登った先にも小さなチョルテン。ここから岩のゴロゴロしたダート下り。岩を踏まなければ引き締まったダートで走 りやすい。途中ゾンブク村を通る。何もない村。標高4550mまで下がると、新ルート( ラサ/定日方面)からの道と合流する。橋あり。
老定日(旧定日)→エベレストBCへの分岐
8:00発→19:00着
走行距離 /56.5km
実質走行時間 /7h
平均時速/8kh


【--2日目--】

updown
km

city
etc
CP
Altitude
0km



Divergence to"Qomolamgma BC"&"dingri"(定日)

4550m

[↑up 15k :D] Rombc? Temple /H+R
4900m

[↑up 4k :D] Ticket check Gate /H+R
5000m
25km [ 5k :D] Qomolamgma BC

5100m
コメント:ラサ/定日方面からの新ルートへ合流でメインロードに復帰。ダートながらもしっかりした道。現在工事中で将来アスファルトになりそう。川沿いの 谷の中を登って行く。標高4900mでロンブク寺、さらに先でチケットチェックのゲートとテント村。ココから先は車不可。徒歩か馬車。もちろん自転車は問 題ない。最後BC手前で急坂。BC手前に軍の施設があり。その小山の先がBC。
分岐→エベレストBC
10:00発→16:00着
走行距離 /25km
実質走行時間 /4h
平均時速/7kh

 
hotel
エベレストBCへの分岐
野宿
ADD :

新ルートとの分岐の橋手前で工事をしてた連中のテントの横に張らせてもらった。
環境:近くに川あり。


hotel
エベレストBC手前のゲート
テント宿
ADD :

泊まるだけのテント宿。テントなのでかなりさむい。かなり多数のテント宿があるので交渉しやすい。どこも似たり寄ったり。
TEL: HP:
値段:20元前後。要交渉。
設備:トイレシャワーなし、レストラン併設
電気:不明
身分証提示:なし


hotel
ロンブク寺
ロンブク招待所
ADD :

もっとも標高の高い安宿? レストラン併設。向かえの寺にも泊まれる。また寺前の芝地でキャンプができるが、無料なのかは不明。
TEL: HP:
値段:D/40元
設備:トイレ外、シャワーなし
電気:不明
身分証提示:なし


hotel
エベレストBC
野宿
ADD :

エベレストのベースキャンプ。かつてはココにゲート前にあったテント宿があったが、 2007,4月のアメリカ人デモの影響で現在は立ち入り禁止になっている。手前のトイレに英語で立入禁止、罰金200$と書かれている。入れるのはトイレ 横の小山の上まで。手前に軍施設があり、隣に芝地(水たまりもあり)があるが、軍人に聞いたら、芝地でのキャンプしても問題ないとの事。 環境はいいが小山でエベレストが見えない。 せっかくなので小山の上まで自転車を担ぎ上げ、テントを張った。エベレストの真っ正面。
値段:1-3泊20元。
なんも設備ないくせに金を手前のゲートで金取りやがる。日帰りなら取られない。自分もBCから帰ってきたら徴収されたので、帰りはさっさとゲート突破すれば払わなくてもいいかもしれない。
環境:近くに川あり。近くに公衆トイレ

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