10.18.2010

46-【自転車】突然の自転車トラブル。いぬー!

夜中に豪雨来来来。屋根破けるかと思った。

よかった、テントでなくて。しかし外で干してた洗濯がビショビショ。
とりあえず宿の暖炉で乾かしてから出発。


しかし、夕べの雨で道路がドロドロで益々走りづらい。
このぬかるみが後々、重大な事故になる。

その前にチベタンテントで火をかりて自炊。
さらに雨のせいで道がさらに最悪になる。


ちなみにチベットの犬はなぜかこちらが道路を走ってると、
家(道路から100mは離れてる)から勢いよ く ほえながら、出て追いかけてくる。
かまれると狂犬病の危険性がある。
確立は低いが発祥すれば100%死が待ってる。
それでも、石なげたり、蹴飛ばそうとすれば、向こうもひるむ。
これがいつもの対処法だった。


、、、が、今回は違った。
いつも通り走ってたらいつものどおり幹線沿いの村の家から吠えながら出てきた。

その犬たちは石にもひるまず、自転車で走りながら、蹴飛ばそうとした足(靴)に噛 み付いてきたのだ。

自転車のバックも噛み付かれ破けた。
しかも夕べの雨が降ってせいで道がぬかるんでおり、前輪がぬかるみに取られ、転んだのだ。

犬達にかこまれた瞬間、、、、

村人登場、、、、遅すぎる、、、


なんとその拍子に前輪のホイールがひん曲がった、、、
なんとかその場で叩いてタイヤが回れる程度直したが、ブレーキ使用不可、、、

しかもまっすぐ走れない、、なんてこったい。

とりあえず次の街まで行って応急処置だ。
最悪チベットチャリがおわってしまう。

なんせ、人の極端に少ない西チベットである。
全くの無人地帯で動けなくなったら、死を意識しなければならない事もあるかもしれない。

まぁそうそう、そんな事はないかぁ?と安直な考えのもと、フラフラまっすぐ走れない自転車でガタガタと悪路を進む。


フラフラとなんとか老仲巴に到着。
とりあえず修理工場の入ってる宿にチェックイン。

まずは自分で予備のスポークを曲がったのと交換してみる。
実はこのスポークは一緒にラサを目指した中国人チャリダーがもう帰るからって事で譲り受けた物。
最初はいらないんだけどなーと思ってたが、ありがとー。
とりあえず助かった~。でもスポーク用のねじ回しを俺持ってねーや。


なんとかペンチで交換するが、やっぱ真っすぐにはならないや。
でも少しはまともになったか?
やはり前輪ブレーキは使えないが、走る事にはなんとか行けそうだ!


6年越しのチベットチャリ旅行を犬ごときに邪魔される訳にはいかないのだ。


-- ■移動情報 チベット地図と距離一覧と記号の見方⇒★チベット「距離表」

updown
km

city
etc
CP
Altitude
0km



"sazang"(萨藏)  /H+R
4500m

[ 32k :D] (neardy 1730kp) 

4650m

[↑up 2k :D] pass

4750m

[↓down 5k :D] (neardy 1725kp)

4750m
59km [ 22k :D] "laozhongba"(老仲巴)(neardy 1700kp) /H+R
4500m
草原を下る コメント:街を出てもガタガタダートは続き走りにくい。緩やかな峠を途中こえる。ひたすら高原を行く。
萨藏→老仲巴
10:00発→19:00着
走行距離 /59km
実質走行時間 /6h
平均時速/10kh


hotel
老仲巴(ラオ=ドンパ)
"牛毛"牛賓館
ADD :

街の中心近くの安宿。チベタン経営。いかにもトラック宿。トイレは外。修理工場も兼用
TEL: HP:
値段:ドミ/20元
設備:トイレ外、シャワーなし、商店
電気:夜間のみ発電
身分証提示:なし



info.CITY
老仲巴
かつての仲巴の中心な街だったが、新仲巴ができてからは寂れた。幹線沿いに数件の宿とボロボロのゴンパがあるのみ。新仲巴はここからさらに西に行き、幹線から中に入る。
情報/商店
レストラン兼宿(ドミ20元~

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