10.18.2010

45-【自転車】西チベットルート復活

朝起きると雨、、、。今日は休みか~?
散歩がでら、進行方面の道を偵察がてら歩いてみる。

検問のチャックである。どうやら街の北にはなさそうだ。
なんてぷらぷらしてたら、天気がよくなってきた。
昼過ぎには晴れ間も。こりゃ出発できそうだ。行ける所までいってみるか。という訳で出発。
サガの街をでるとザガゴンパらしき建物を横目に峠に上って行く。
峠後は高原の広がってる西チベットに完全に入った様な景色。ずっと高原である。

景色がかわらん。直ぐに小さな街がみえてきた所でまた雨が。
雨宿りがてらラーメン休憩。雨はやんだが、まだ曇っている。

しかし西の空は明るいではないか!
ここで泊まったら、サガに泊まった方がよかったに決まってる。
では再出発。が後で後悔。


たかだか平坦の50km。
しかし西チベットのがたがた道の前では100kmくらいに感じる状態だ。
ぜんぜん進まん。

一応工事してるらしく、人民解放軍の兵士が何かしてるが、解決策とは思えん。
応急処置にもなっとらん。ボコボコ。
直しても、車が通ると、波状の轍ができ、それがちょうど自転車のタイヤにぴったり。

ガタガタガタガタ、、、。いらいらして無理にスピードだそうものなら、自転車が分解しそうな勢いの振動。
声もあ"あ"あ"あ"あ",,,となってしまうくらい。


地図上の当てにしてた宿32道班はすでに廃墟だった。
さらに進まな、、、。橋をわたって川沿いを谷に入って行く。
そうしたら今度はカミナリ雲である。

これから毎日季節柄か知らないが朝は無風でいい天気、14時から向かい風が吹く、なぜか必ず向かい風、そして17時くらいからカミナリ雲が発生してカミナリと雨を降らす
これが2,3時間つづいて夕方21時ころにはまたいい天気というパターンが毎日続く。
この日はまさしく経験初日だった。

高原のまったく高いものがない所で横でカミナリがなってるとめちゃくちゃ怖い。
一番高いものは自分である。

道路沿いに電柱がある事もあるのだが、そういうときにかぎって、電柱は道路から遠くを並行して設置されているのだ。
避雷針、俺?

全力疾走で雲との競争である。
おまけに雨が降ると晴れて乾燥してボコボコダートも泥状になり、タイヤにまとわりつく。
なんてすばらしい道路なんだ。

ろくな事してねーんだ、人民解放軍遊んでないで早く舗装工事しろ!

日も傾き真っ暗になった荒野を走る、、。やっと文明の光が!拉藏の街である
電気のついてる宿にチェックイン。
チベタンスタイル宿でラーメン。


- ■移動情報 チベット地図と距離一覧と記号の見方⇒★チベット「距離表」

updown
km

city
etc
CP
Altitude




"saga"(萨嘎) (neardy 1487kp) /H+R+N
4450m

[↑up 10k :D] pass

4730m

[↓down 2k :D] highland (neardy 1835kp)

4600m

[ 7k :D] "dajiling"(达吉岭)(neardy 1820kp) /H+S


[ 21k :D] Bridge,then to valley(neardy 1800kp)

4450m

[↑↓
:D]


4450m
93km [ 43k :D] "lazang"(拉藏) /H+R
4500m
草原を下る コメント:街ででると4730mまでの峠。その後高原まで下る。ここまでは走りやすいダートだが、高原にでるとガタガタダート。車が波状の轍を作って行 き、これがまたガタガタと走りにくい。途中达吉岭の小さな町があり、橋の横に元32道班らしき廃墟から川沿いに谷に入って行く。多少のアップダウンを繰り 返し、小さな村で峠らしき所を通る。あとはひたすら高原。本線より脇のランクル跡のほうが走りやすい。
萨嘎(サガ)→拉藏
14:00発→22:00着
走行距離 /93km
実質走行時間 /7h
平均時速/14kh

 
hotel
拉藏(ラザン)
風底斯山賓館
ADD :

街の中心、公安の横の安宿。チベタン経営。いかにもトラック宿。部屋にヤクふんストーブあり。トイレシャワーなし。レストランあり
TEL: HP:
値段:ドミ/20元
設備:トイレなし、シャワーなし
電気:夜間のみ発電
身分証提示:なし



info.CITY
拉藏(ラザン)
幹線沿いのドライブイン的な小さな街。検問はないが公安はある。特になにもない
情報/商店
レストラン兼宿(ドミ15元~

0 件のコメント:

コメントを投稿