プランも魅力的だったが、往復するのが面倒だったので、今回はパスして、カイラスを目指す。
ガタガタの幹線をしばらく行くとカイラス麓街のダルチェン方面の分岐になる。
街は幹線から2.3km行った所にある。
しかし、チベタンドライバーに聞いた情報では街の手前に検問があるという。
これは得意(性懲りなく?)の迂回作戦で!
この分岐では街に向かわず、少し先の川沿いの分岐道を上って行く。
途中、川沿いにゴミ捨て場がある。
汚いなーと、思ってたが、検問なき道で街にはいると、街もゴミだらけだった。
しかも街が至るとことで建物建設中なため、益々、ゴミのしょぼい街に見える。
実際、チベット最大の巡礼地とはいえ、小さい街なのだ。
ガイドブックによると、この街の公安は仕事熱心で、無許可で宿に泊まるのは難しという。
罰金は払って許可証を手に入れるつもりなのだが、「出頭と逮捕」では印象が違う。
まぁそこまで大げさではなく、「出向くか見つかる」か程度なんだけど。
しかし、ガイドの地図が古いのか、開発のスピードが早いのか場所がわからない。
なんとかビクビクしながら公安外事処をなんとか発見。が、パトカーは泊まってるものの鍵がかかってやがる。
隣の食堂に聞いたら、公安の隣のドアを叩いてみたら?というので、行ってみたら居ました。
しかもお昼寝中。、、、ゆるい、する過ぎる。
本当に仕事熱心なのか?眠そうな目で、許可証かい?ってのんびりすぎる。
身構えてたこちらの立場は?
一応発行はしてくれるらしい。
「じゃ、350ね!」
「え?300元じゃ?」
「じゃ、300で」(0.5秒)
、、、。ユルい
しかも手書き、行きたい所は全部許可してくれた。
しかも、行く気はなかったがついでに貰おうとしたプランも街ももう解放されているよってさ。
なんにせよ、やっと待望の許可書を手にいれた。これで怖いものはない。
これによって、いままで敵だった公安が味方になった瞬間だ。
が、この許可証。チベットを出るまで、提示を求められたのは1回のみ、、、。しかし、そこはめちゃくちゃマイナーな場所。
実質、普通のルートだと、未使用、、、。
まぁ、なんにせよ、許可証は手に入った。次は宿だ。
この宿は漢族の女性がオーナーだった。
この夜、チベタン巡礼旅行者と彼女と雑談中にでてきた話だが、知らなかったのだが、中国には離婚証というのがあるとだという。再婚するときに相手に見せる為か?
ここの宿はそれなりよかったのだが、欠点が。トイレがないのだ。
街自体にそんなないので、仕方ないのだが。
普段なら、草原がトイレのだが、小さいとは巡礼街はそこいら中に人がいる。
で裏路地には既に他の人の御用済みが多数ある。
それなので、トイレが敷地内にあるチベタン宿へ移動。
キレイさでは前の宿の方が上だが、まぁいいや
今日明日を休憩にして、明後日の早朝にはついにカイラス巡礼だ。
2泊3日ルートが一般らしいが、今までチベットを自転車でも走ってる自分には2日もあれば十分だろう。
ということでゆっくり餃子休憩
カイラス巡礼中の間、大きな荷物は宿に預けるのが普通。
宿も途中あるので、自転車はもとより、テントや寝袋も預けて、着替えと食料のみで軽装で出発!
-- ■移動情報■ チベット地図と距離一覧と記号の見方⇒★チベット「距離表」☆
0km | Tiu=gonpa (Hot spring) | | 4550m | ||||
| [↑up | 6k | :D] | pass | | 4700m | |
| [↓down | 9k | :D] | joins the main line"219 road(公路)" | | 4550m | |
| [ | 17k | :D] | Divergence to"dajin"(大金) /Mt,Kailash | | | |
35km | [ | 3k | :D] | "dajin"(大金) /Mt,Kailash | | ++CP | 4600m |
コメント:温泉街からすぐに道路にでる。左折するとプラン。右折でカイラス方面。しばらくして上り。峠にチョルテン。下りはランクル道が交錯してるが全て ラサアリを結ぶ道路にでる。道は悪くない。がメイン道路にでると元のガタガタウェーブダートになる。平坦に行くと、カイラス方面の標識がでてくる。幹線か ら外れるとカイラス麓の街、ダルチェン(大金) | |||
Tiu=gonpa チゥゴンパ(Hot spring)→大金/Mt,Kailash | |||
11:30発→17:00着 | |||
走行距離 /35km 実質走行時間 /3.5h 平均時速/10kh |
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