穴のあいたタイヤ
でいきなりトラブル。いままで頑張ってきたタイヤに穴が空いたのだ。
いままで何度とパンクはしてきたが、タイヤ自体に穴が空くとは、、、。
荷物が後ろに集中してるせいで、後輪は摩耗が激しいのだ。
穴からチューブが出てきてるタイヤは予備のタイヤに交換。
これは想定できた事だから問題ない。
が、よくみればギアとつないでるワイヤーも切れかけているではないか。
おかげでギアが一番かるいのから変わらない。
今は登りだからいいが、平坦になったら漕ぐのが大変だ。
峠登り
とりあえずタイヤ交換だけして一生懸命登っていたら、大きめの観光バスから関西風のおばちゃんに、日本人ですかー?って日本語。
ええ?なんでわかったんだ?見た目は中国人にしか見えないでしょ?
バスはすれ違いだったから謎だ。
先にいった中国人チャリダーが俺の事話したのか?
峠で
理由は峠についてわかった。
標高5000mもある峠ってことで結構露店もでてて、観光客の車も停まっていた。
ここでさっきのおばちゃんも俺の事を他の中国人チャリダーから聞いたんだろうな。
峠についたら仲間の中国人が、早く来いよ、日本人チャリダーいるぞ って呼んでいる。
アレ?もしかして?
3週間前に自分の昔の旅仲間から、「今、知り合いの白人旦那と日本人女性の夫妻がラサに居るか、会ったらヨロシク」ってメールが来ていたのだ。
広大なチベット。まして自分はこれから3週間以上かけてラサに着くのだ。
まして着くかもわからない時点では、会えるわけねーでしょ!と思っていて、その事すら忘れていた。
二人を見かけた時の第一声は「親父さん(知り合いのあだ名)知ってますかー?」!
向こうも驚いてた。
どうやら共通の知り合いらしい。
彼らは先を走る中国人チャリダーに自分の事をこの峠で聞いて寒い中わざわざ1時間も待っていてくれたのだ。
30分ぐらい、共通の友人の話やお互い情報交換などをして、別れた。
時間があったらもっと話したかったのだが。
なんせ今回の旅で初の日本人チャリダーだったし、なんか20年も旅してるっていうから、こりゃ、プロだ。絶対面白い事知ってるに違いない。残念だった。
これは自分がラサに着いてわかった事だが、お二人はかなり有名なチャリダーだった。この時峠でブログをやっているので自分の事を書いていいか聞かれたので、どんなブログか気になって検索したのだ。そうしたら直ぐにヒット。そりゃ有名な二人だから当たり前だ。
エミコ&スティーブ。(BLOGへ→6/11の日記に載せてもらいました)
実は日本で彼らの特集番組を自分も見た事があったのだ。
エミコさんは旅中に癌になる緊急帰国した経験がある。この時の紹介番組だったのだ。今は旅復帰をし現在チベットということなのだ。
まさか自分がそういう人達と出会うとは思ってもいなかったから、ラサでこの峠でもっと話したかったなと、かなり後悔。
今回は残念。またの機会だなー。
下り時の自分
二人と別れ、道を一気に下る。
途中日多温泉があるが、ここは値段が高いときいてたのでそのままスルー。
このあたりから平坦になって行く。
普段なら問題なのだが、ギアがかわらないのでスピードがでない。
それでも全体的に下りなのでなんとか墨竹工达に着く。
今夜の夕ゴハン
-- ■移動情報■ チベット地図と距離一覧と記号の見方⇒★チベット「距離表」☆
0km | "suduo"(松多) | /H+R | 4250m | ||||
| [↑up | 30k | :A] | pass mila-shankou(米拉山口) | | 4930m | |
| [↓down | 25k | :A] | "riduo"(日多温泉)(neardy 4508kp) | /H+R | 4300m | |
| [ | 38k | :A] | "zaxigang"(扎西岗) | /H+R | 3900m | |
155km | [ | 22k | :A] | "mozhugongda"(墨竹工达) (4563kp) | /H+R+N | 3800m |
コメント:川沿いの道で登って行く。ラサ手前最後の峠標高5000m近い。峠手前は結構きついが道は良好。峠には露店がでている。峠後は急な下りで日多温泉までいき、あとはゆっくり川沿いを下って行く。途中、扎西岗の街があり、墨竹工达の街に着く。 | |||
松多→墨竹工达 | |||
9:00発→19:30着 | |||
走行距離 /115km 実質走行時間 /7.5h 平均時速/15kh |
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