10.19.2010

76-ウルムチ/北京/青島

ウルムチはさすがに省都だけあって、でかい。高層ビルが立ち並ぶ。外資系カルフールだってある。KFCだってある。カシュでのチベットとの物の多さに驚い たが、ここは比にならない。このカルフールの建物ひとつで西チベット最大の都市、アリ以上の規模、物の豊富さである。ここウルムチの博物館では美女のミイ ラがあるといので行ってみた。 美人のミイラ?疑問もあるものの見て納得。エジプトのミイラを想像していたが、 極端に乾燥してるために、自然埋葬した遺体がとてもいい状態でミイラになってる。とても4000~3000年前のものとは思えない!あまりに保存状態がい いせいか、棺おけから全て作り物に見える。これまた予想を裏切って、とても面白い博物館だった。


夜行バスも悪くなかったが、やはり旅は電車にはかなわない。約20時間の移動もラクラク寝台電車で。さすがにここまでくると、さすがに漢族が多くなる。そして、湿度があがり蒸し暑い。 特に見所があって寄った訳ではない蘭州。ここから先に北京に行きたかったのだが、電車チケットがすべて売り切れ。仕方がないので刻んでいくことにしたのだ。しかし、なぜかウルムチ→蘭州は電車が翌日でもこの時期、寝台が取れた。よほど人気がないのか?蘭州。とりあえず、蘭州ラーメン食ってと黄河みてきた。
問題はここから、ここまでなんとか順調に取れてきた移動手段だったが、ここで途絶える。電車がまったく取れないのだ。ここも刻むことに。唯一取れたチケットは,,,西安行き 「無座」 中国電車にして最強のチケットである。トランプの大貧民(大富豪?)でいえば、 唯一ジョーカーに勝てる、「スペードの3」的な存在。 まぁただの立ち席なのだが,,, コレが発売される時点で通常のチケットは売り切れ。車内の込み具合がいやでも想像できる,,, 案の定、昨晩コレの電車は超満員。 通路にもギッシリ人人人人ヒトひとひと人,,,みんな立ってる。ずっと立ってる人も居たが、ここはすぐ知らない人でも 仲良くなる中国人。 3人用シートを4人でシェアしたり、通路に座ったり。 私も通路に居場所を発見。 これで朝まで何とか,,, と、思いきや、夜中の3時だろと4時だろうと、 売店ワゴンのオバちゃんがやってくる。人数も多いからトイレ行く頻度が高い。 ,,,そのたびに立ち上がって通路を譲る,,, もう二度と乗りたいと思うことはないだろう,,, 夜行の無座,,, そんな車内でツワモノ発見。座席の下にもぐり込み、爆睡。足だけ出ております
西安からさらに移動です。 この西安から北京行き電車がガラガラ。こんな夜行は初めて。到着と同時に購入した北京行き、しかも今夜もあっさりget。しかも一番人気の2等寝台。蘭州-北京の異常な込み具合はいったいなんなんだ,,,

さらに北京からは新幹線がはしってる。
現在新幹線(動東組D)が北京まで開通した為、かなり時間短縮された。また国際フェリーターミナル(青島市新彊路6号 青島大港客運站)からは韓国、日本への航路がある。


2泊3日に日本は下関に到着である。
下関の友人曰く、
ここから出発してここに帰ってきた旅人は初めてだそうな。


【つづく,,,】
この後、ひとまずウルムチ経由で一時帰国をはさみ、再度中国の西の果ての街”カシュガル”から翌年再スタート。

中国再スタートからカシュガル、自転車で隣国キルギス、カザフスタン、ウズベキスタン、
途中イラン、トルコをバスで移動して、ヨーロッパへ自転車旅へ
↓       ↓         ↓     
続く、、、、
【1st Season】 -第1 シルクロード横断編-2008~アジア横断(カシュガル-シルクロード...一覧表へ



★★★詳細★★★
---へたれチャリダー○○行く---

⇒再出発、日本脱出編

⇒青島行きのフェリー編

⇒青島上陸編

⇒蘭州編

⇒再カシュガル上陸編

⇒再カシュガルから再出発編
.
.
.
.






フェリー
オリエントフェリー
ADD :
青島から日本の下関へのフェリー。出発当日でも大概チケットは買える。
TEL: HP:http://www.orientferry.co.jp/
値段:週2回
二等1100元(学生880元)
施設使用30元
設備:
電気:24時間
身分証提示:あり

0 件のコメント:

コメントを投稿