GO to TIBET by BICYCLE in 2007
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10.18.2010
53-【自転車】カイラス巡礼(後編)
【カイラス巡礼マップ】
画面をクリックすると拡大図になります
---2日目---
二日の朝。宿の前の橋はヤギだらけ。
今日は朝がから天気が悪い。
これから峠へ上って行くのだ。
チベタン達がたくさん歩いてるので迷う事はない
しかし辛い。酸素が足りないのだ。
標高 5000mにもなれば平地の40%ぐらいしか酸素がない。
いくら高地順応してるとはいえ、酸素はないものはないのだ。ああ辛い。
峠が近くになると、巡礼者が置いて行った服や髪の毛が多数おいてある。
峠も中盤になるとまるで雲の糸に登っているみたいに一本の列が。
さすがにチベタンとはいえ老人達にまける訳にはいかない。
ということで、かんばって人生最高到達地点でもある標高 5600m超の峠、ドルマ=ラへ。
チベタンフラッグのタルチョがおびただしい量はためいている。
チベタンも人それぞれ。ピクニック感覚で昼食中な人、お祈りしてる人、タルチョを新たに巻き付けてる人。
ちなみに時計は大体誤差が100mくらいある事があるので。
峠はタルチョだらけ
チベタン文化で峠越えの時にルンタという名前の紙をラーギャローといって空にまくのがあるが、自分もやってみた。はい、ラーギャロ~(神に勝利あれ)
峠後は急降下。
結構急に下って行く、途中水色の小さな沼(湖?)のコクモツォがある。
どんどん下りて行く。
まだ雪ののこっている所もある。
そうすると渓谷がみえてくる。今度はここを通ってダルチェンまで戻って行くのだ。
下り切って谷の河原に出た所で仏足石がある。
岩の上にブッタの足跡があるのだ。が、登るのに一苦労。
テント商店もあり一休み。
川沿いをいく。
渓谷を下って行くとまたテント商店がある。
なぜか巡礼者がヤギを連れてた。
さらに川沿いを行く
途中少し登ってチョルテンがある。この先にゴンパがでてくる。
チョルテン後はまた草原の谷に。
途中、逆回りのボン教徒が五体投地していた。
その先でミレルバゆかりの寺、ズトゥル=プク=ゴンパがでてくる。
二日目はここで泊まる人が多いが、時間がまだあるので一気にダルチェンを目指す
ドルマ=ラを過ぎてからぜんぜんカイラスが見えないのだ。
正直、ただ歩いてるので疲れてきた。
だんだん谷が開けてきて、遠くにナムナニ山脈が見えてきた。
谷がひろがる前に崖を登って行く。チョルテンが見えると、谷はおしまい。
西チベットの高原がひろがってる。迷路から抜け出してきた様な気分だ。
山のふちを平坦にダルチェンに向かう。遠くに街が見える。さすがに疲れた。
最後はずっとチベタンと歩いた、いやむしろ彼らより早く歩いてた。、、、
腹減ってたんで、街でうまいものくいたかったのだ。
だんだん小さかった街が大きくなってきた。街に着いたらそのまま餃子屋へ直行!
どうやらたった一周ではチベタンみたいに108周しないと煩悩はそのままの様だ。
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