個人的にはカイラスより楽しみであったグゲ遺跡。
たまたまランクルツアー客が朝来ていたので、話しかけたら日本語で返事がきた。
聞けば、韓国人3人、チベタン1人、日本人は一人だけなのに共通語が日本語というかわったツアーグループ。
しかもチベタンは大学教授。
韓国人の一人も韓国で大学教授という、すばらしきグループ。
しかもチベタン教授がチベ語から日本語に訳してくれるからなんて力強い!
グゲ遺跡観光には現地のガイドが着く。これはラカン(寺)に鍵がかかっていて自由に見れないのだ。
あとは監視もかねてる。ちなみに内部は撮影禁止って事になってるが、これもガイドの力量らしい。
我々のグループはというと、、、誰もが追加料金は嫌なので、そのまま撮りしまくり。
チベタン教授すら、友人達に「今チャンス、ガイドがあっちみてるから早くここ撮って」って我々しか理解できない日本語でいってくる。
彼のおかげでいい写真と壁画のチベット文字の説明、監視ガイドからの通訳と非常に助かった。
久しぶりの日本語といい、いいグループと、一緒にまわれてよかった。
グゲ遺跡 | | 3650m |
![]() 周辺マップ | コメント:10世紀にイェシェウーにとってトリン周辺を都としたグゲ大国。11世紀には衰退分裂するが14世紀にはマンナンを都に復興がはじまり、15世 紀にはツァパランに砦と王宮を建設し都になった。その後1600年代にラダック群に滅ぼされるまで都として栄えた。その後文化大革命で完全に廃墟となった 一般的にグゲ遺跡をいうとこのツァパランの遺跡の事をさす。 料金は人種によって値段の違うチケットが存在するようだ。ちなみにチベタンは35元。入場にはガイドが義務つけられいてガイド代1グループにつき10元取られる。 門士→曲龍→トンバ村→ダパ→グゲ遺跡ルートマップ | ||
グゲ遺跡 | |||
料金:106元 外人116元 冊子5元 ガイド代10元 |
ツァパランの村の裏手にある高台にある。村からは見えない。
車で遺跡入口までいけるが、一般的には、村に駐車して、歩いて登っていく。
徒歩10分くらい
[グゲ遺跡入り口]
[ドルマ=ラカン]
一番最初にある小さなラカン。
最近おかれた仏像がある。
[ラカン=カルボ]/白宮。
グゲ遺跡一番の見物。仏像はほとんど壊されている。
中央奥のご本尊跡の周りには小さな仏像が座っていただろう台座が多数ある。
天井の壁画も見物。
[ラカン=マルポ]/紅宮
ラカン=カルポの上にある。こちらの仏像も破壊が激しい。
中央に仏像の頭がおかれているのが、またなまなましい。
しかしこちらも壁や天井の壁画がすばらしい。
また入り口ドアの装飾もいい。
[ジグジェ=マルポ]
仏像は残っていない。
壁も燃やされた跡がある所もあり壁画の保存状態は悪い
[廃墟群]
4つのラカンを見た跡は廃墟郡のなかを上って行く。
途中鍵のかかってる部屋がいくつかある。
上に天窓が空いていてみれたり、
ドアに隙間があって見れる部屋もある
また壁には落書きが多い。
中国語、英語とさまざま。
[王宮へトンネル]
最上部にいくにはこのトンネル以外は行けない。
これは攻められたときに上部を守るために
入り口は狭いこのトンネルしか作られなかったのだ。
実際ラダック群が攻めたときに落城にだいぶ手こずったようだ。
[王宮]
残念ながら王宮にはなにも残されていない。 天井の装飾ぐらい。
しかしテラスからの眺めはいい
[謎の部屋]
王宮近くに鍵のかかってる部屋があった。 公開されておらす、ドアの隙間からのぞいた。
[冬の王宮]
地上の王宮の真下あたりにトンネルがあり、
冬の宮殿がある。
どうやら貯蔵庫として使っていたようだ
最後にジャンプ!
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